Platinum Kingdom【完全完結】
「過去のことなんて、所詮過去なのに。
それなのに私は過去を気にして、…真帆さんとの関係を疑って、挙げ句の果てには真帆さんを信用して、遥翔を信じれなかった。
…私は遥翔を傷つけてしまった」
それは紛れもない事実。
…それにしたって、もう過去だ。
未来は変えることができても過去は、
―――変えることなんて、できない。
「でもね、私は真帆さんには感謝してるの」
「…真帆に、感謝?」
「…うん。
真帆さんは私に、大切なことに気付かせてくれた」
「…へぇ、教えろよ?」
興味深そうに私の話に耳を傾ける遥翔。