君ニ恋シテル
「ハートモールのイベが終わった後、俺達が優奈ちゃんがバイトしてるケーキ屋に行ったのがきっかけで!」
「そうそう!その時初めて逞と話したの!」
逞くんと亜紀ちゃんが話すのを、百合香ちゃんは黙って聞いている。
表情は険しいまま…。
「ってかさ、あの時って優奈ちゃん制服で来てたじゃん。あれって仕事抜け出して来てたの?なんかずっと気になってたんだよねー」
「そうだよぉ!私が優奈に行ってきなって言ったの!その間私が店番!」
逞くんの質問に、亜紀ちゃんは得意気に答え、その日のことを細かく説明しだした。
百合香ちゃん、てっちゃん、逞くんは亜紀ちゃんの話に耳を傾ける。
そして…亜紀ちゃんがペラペラと話続ける中、百合香ちゃんがそっと話しかけてきた。
「ゆうにゃん、あなたケーキ屋で働いていたのね。それにしても…信じられないくらい大胆なことをしたわね。驚きだわ」
「…あはは」
自分でもあの日は凄いことしたなって、いまだに思う。