君ニ恋シテル


「ハートモールのイベが終わった後、俺達が優奈ちゃんがバイトしてるケーキ屋に行ったのがきっかけで!」

「そうそう!その時初めて逞と話したの!」

逞くんと亜紀ちゃんが話すのを、百合香ちゃんは黙って聞いている。

表情は険しいまま…。


「ってかさ、あの時って優奈ちゃん制服で来てたじゃん。あれって仕事抜け出して来てたの?なんかずっと気になってたんだよねー」

「そうだよぉ!私が優奈に行ってきなって言ったの!その間私が店番!」

逞くんの質問に、亜紀ちゃんは得意気に答え、その日のことを細かく説明しだした。

百合香ちゃん、てっちゃん、逞くんは亜紀ちゃんの話に耳を傾ける。


そして…亜紀ちゃんがペラペラと話続ける中、百合香ちゃんがそっと話しかけてきた。


「ゆうにゃん、あなたケーキ屋で働いていたのね。それにしても…信じられないくらい大胆なことをしたわね。驚きだわ」

「…あはは」

自分でもあの日は凄いことしたなって、いまだに思う。
< 325 / 679 >

この作品をシェア

pagetop