君ニ恋シテル


「ねっ!洋祐、生の逞カッコイイでしょ!?」

亜紀ちゃんの言葉に、洋祐くんは大きく頷く。

逞くんに嫉妬心を抱いていたはずの洋祐くん。
その気持ちは一瞬で消え去ったみたいだった。

3人はすっかり友達同士。
ワイワイ楽しそうに話している。

もう馴染んでるし…。
亜紀ちゃんと同じで、洋祐くんも誰とでもすぐ仲良くなれちゃうんだよね。

羨ましい…。



目の前を見ると、てっちゃんの姿、その横には野田沙弓。

ど、どうしたらいいんだぁ!

緊張し過ぎてさっきから下を向いている私。

それは私の横にいる百合香ちゃんも同じだった。


「なんか、ここでこうやってみんなで話してるなんて、不思議な気分だね」

「えっ…はっ、はい!」

てっちゃんがニコッと笑う。

わぁー、もうダメ!
ドキドキし過ぎて会話にならないよぉ…。

あまりにもガチガチな自分に内心涙した。


「逞と徹平くんから、印象に残ってるファンの子達がいるって話は聞いてたんだけど、会えるとは思ってなかったからビックリしたよ」

「仲良くしてね」と言って野田沙弓が笑った。

その笑顔に胸がキュンとなる。

か、可愛いぃぃー…。
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