君ニ恋シテル
「逞は最近バラエティー出まくりだよね。レギュラー以外にもますますいっぱい出てるじゃん!
私、毎回観てるよ」
「ほんと?わぁー、マジ嬉しい!」
亜紀ちゃんがニコニコしながら逞くんに言う。
そうだ、私もドラマの話…
「あっ、あのドラマ毎週観てます!」
ドキドキしながらてっちゃんに話しかける。
すると、
「ありがとう」
てっちゃんが笑顔を向けてくれた。
キューン………。
もう、全部が夢みたい…。
顔がポッと熱くなる。
と、なぜか急に西村陽花が頭に浮かんだ。
うぅ…なんでこんなときまで西村陽花が。
ドラマの話になると、どうしても浮かんじゃうのかなぁ…。
「そうだ!優奈ちゃん、結構前にした紹介の話、やっぱりダメ?
あいつまだ彼女できなくてさぁ」
「えっ?」
突然の洋祐くんの声に、西村陽花が頭から一瞬で消え去る。
「ちょっと、洋祐!」
亜紀ちゃんが慌てた様子で洋祐くんを見る。
洋祐くん…!
なぜこのタイミングで紹介の話!
前にも断ってるのに…。