君ニ恋シテル
「マジで?亜紀ちゃんも見たんだ。その日徹平の部屋で飲んでてさ、俺は見逃したんだけど、徹平は見たんだよな」

「へーそうなんだ!うわぁ、なんか凄い!」

逞くんと亜紀ちゃんが話すのを聞きながら、私は一人ドキドキしていた。

てっちゃんもあの日、流れ星を見たんだ。

しかも、その日も同じお酒を飲んでて…。


「ねぇ、優奈は!?
あの日の夜何してた?」

「へっ…」

亜紀ちゃんが急に話を振ってきた。


「えっと…私もその日、ベランダで流れ星見たよ。その…ピーチの酎ハイ飲みながら…星見てて」

「えっ!うっそ!?待って待って、またまた凄い偶然じゃない!?」

亜紀ちゃんがきゃあきゃあ騒ぐと、逞くんも「マジ!?」と驚いた様子。

洋祐くんと野田沙弓も驚きの声を上げている。


私も驚きだよぉー…。
こんなことってあるんだ。


てっちゃんをチラッと見ると…

「凄い偶然。ビックリだね」

と、笑顔で言った。


その笑顔にまたキュンとなる。

…もうなんかわかんないけど、嬉しすぎるよぉ。
< 341 / 679 >

この作品をシェア

pagetop