君ニ恋シテル

* * *

ボーリングを楽しんだ後、今度はゲーセンのコーナーにみんなで移動中。


ボーリング、楽しかったなぁ…。

てっちゃんのボーリングする姿、凄くかっこよかった。


そして私はあのことを思い出す。

…あれはどういう意味だったのかな?

紹介されなくてよかったって…。


てっちゃんに腕を掴まれたこと、見つめあったことを思い出し、ぼんっと顔が熱くなる。

別に…あれだよね。
きっと深い意味は…。

でも…よかったって。
それって…。


前を歩くてっちゃんの背中を見つめる。

胸がキュンとなる。


この気持ちを、上手く表す言葉がみつからないよ。


「ゆうにゃん、顔が変よ」

「えっ!」

変って…!?
思わず頬やおでこに手をあて、あたふた。


「あははっ!優奈おかしいー」

「ほんと、おかしいわ。何もついてないわよ」

「だって…」

変って言うから…。


「ずっと顔がにやけてる!」

「そういうことよ」


…っ。

嘘…そんなににやけてた…?

恥ずかしい…。
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