君ニ恋シテル
―――…

――…


「…あーっ!」

またとれなかった…。


UFOキャッチャー…猫のぬいぐるみが欲しくて、何度かチャレンジしてるんだけど…とれない。

もう諦めようかな…。
お金も勿体無いし…。


すると、

「あれが欲しいの?」

急に話しかけられ、胸が跳ねる。


「てっちゃん…うん、でも全然ダメで」

「ちょっと貸して」

お金を入れ、UFOキャッチャーを始めるてっちゃん。


もしかして…とってくれようとしてる?

ドキドキしながらその姿を見つめる。


「…あっ、失敗」

「難しいよね…!」

「だね」

そう言いながら、またお金を入れるてっちゃん。

何度か挑戦するも、中々とれず…。


「んー…」

「あのっ…てっちゃんありがとう。もう大丈夫だよ」

これ以上は悪い気が…。


「ごめんね、とれなくて」

「ううん!ほんとにありがとう」

とろうとしてくれた気持ちがとっても嬉しい…。


「じゃあ…他のUFOキャッチャーに移動してもいい?」

「もちろん!てっちゃんがやりたいやつやって」





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