ナンパ男との恋 3巻

思わず口走ってしまった言葉に
輝樹が 驚いた表情をし
顔を上げた。


「意味分かんねぇ・・・
寝る。」


そういうと、
横になり背を向けた。


また怒らせちゃった・・・。


って、私が悪いんだけど・・・


うまくいかない。

自分の思ってる事
言いたいのに、言えない。

言いたい事すら分からない。


・・・だって、


輝樹言ってくれたじゃん。

心配すんな。って。

信じてもいいのかすら
分からなくなってきたよ・・


いつまで
こんなふうに
サキさんの存在に
不安に・・怯えないといけないんだろう。
< 152 / 216 >

この作品をシェア

pagetop