オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
私たちは唯、並んで…歩くだけ。



10月となるとさすがに夜はノースリーブのドレスだけでは肌寒い。
羽織るモノが欲しい。



祐早斗さんが立ち止まって上着を脱ぎ始めた。


「えっ!!?」


「そのカッコじゃあ~寒いだろ?」


私が寒がってるコト分かったの?
祐早斗さんはエスパー?
んなわけないけど・・・


私は祐早斗さんの上着を羽織った。


「ありがとうございます」


Yシャツは白地に水色のストライプ…凄く似合っている。


私は祐早斗さんの広くガッチリとした背中を見つめて歩く。









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