それでもオレは愛してる(>_<)
 心配して言ったオレに、しかし将は魅力的な笑顔で答えた。

 「大丈夫ですよ。こんな噂で揺らぐような経歴でも、ないですし、それに今回の騒ぎも、見ているうちに収まりますよ。もちろん、しいさんは今回の騒動は最大限に活用されるでしょうから、一時的には大騒ぎにはなるでしょうけど。」

 そう言いながら、将はオレの隣へ腰を降ろす。

 「いくら宣伝になるからって、仲間に犠牲を強いる方じゃないですからね。しいさんは。」

 そう言う将に、オレは常々聞いてみたかった質問をしてみた。

 「なあ、どうして、そこまで、しいの事を信頼出来るんだ?」


 オレのその問いに。

 将はおや、という表情を浮かべた。

 「だって、俺が一生ついていくって決めた人ですからね。」

 いつもの将らしくなく、一人称が俺になっていて、それだけに、将の本気がひしひしと伝わってくる。
< 151 / 160 >

この作品をシェア

pagetop