それでもオレは愛してる(>_<)
 「大丈夫かい?マイハニー章良。」

 まだ悪ノリしている将が、キラキラと煌めく太陽を背中に背負って、尋ねてくる。

 「…身体は、大丈夫だが、オレの世間での評判は、確実に大丈夫ではなくなっている気がするな。」

 絶対に、ろくでもない記事にしかならないだろうしな。

 「そうですね。まぁ、なにがどう大丈夫なのかにもよるでしょうが、佐伯さんの人気が上がることだけは、間違いないですよ。」

 将はニコニコと笑いながら言ってくれる。

 こんな事件で上がるような人気なんて、いらないっての。

 「なぁ。」

 へたりこんだソファから将を見上げながら、オレは将に聞いた。

 「オレの評判より、おまえの評判の方が大事じゃないのか?」

 将は、現役の役者だ。それなのに、こんなスキャンダルに巻き込んでしまって良かったんだろうか?
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