《完》嫌われ教師の腕の中
私は先に羽鳥さんの送迎で帰宅。



「鈴羽様…本当に申し訳ございません…何も力にはなれず…」



「ありがとう…羽鳥さん…」
羽鳥さんの立場から考えたら、仕方のないコト。
それでも謝る羽鳥さんは颯斗に負けず心の優しい人。



「私…颯斗とは別れたの…だから今から荷物まとめて出て行く…」



「!?鈴羽・・・様!?ホンキですか?」


羽鳥さんは動揺を隠せない。



「お世話になりました…羽鳥さん」



「鈴羽様・・・」



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