その手で溶かして



小学生の私にできたんだから、今の私にできないはずはない。


大きく息を吸い込み、勢い良く塀めがけて、体重を移動させた。



ヨシッ



やっぱりできる。



無事に両足がコンクリートの塀についたのを確認した私はその勢いのまま、塀から地面へと着地しようとした。



……が、その時。

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