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夜の端
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「消えた」
「なーんだ」
10秒間の沈黙がおり
る。ふたりは目を合
わせ、
にやけてから、
声を張りあげて笑い
だした。
近所迷惑だ。
でも……
こみあげてくる楽し
さをどうにもできな
い。眠くて気分が高
ぶっているらしい。
笑い疲れてから、
息をつく。流れる空
気にかき鳴らされる
葉音。幸福な気持ち
が、まぶたを重くす
る。