地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】
……そして、そのまま15分くらい過ぎた頃。
(よし、大体消えた……かな?)
そう考えながら、私は残りの『鬼』がどこにいるか確認するために深く息を吸い込んだ。
と、その時。
「……………あれ!?」
一瞬。
一瞬だけ……知ってる人間が、見えた気がした。
それは…私の認識が正しければ、結界の張られてるこの公園では絶対に見かけるはずのない人で。
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