記念日
私が教室を飛びだした後、
『んじゃ、行きますかっ!』
と行って歩きだした。
『何がみたいっ??』
と聞かれ、
『冒険ファンタジーっ!』
とゅぅと、笑って
『普通女の子は恋愛だろっ??』
って笑顔で言ったんだって。
その顔が好きで、独り占めしたいって思ったんだって。



『欲張りだったんだ、私。』
と真帆ゎ言ったけど。
それは違うって思った。



そして映画みて、帰りにアイス買って食べながら送ってもらってる時、
『【香はさぁ。】って香の話ばっかりするんだょ??私がぃるのに。』



って切ない顔をするから私ゎ号泣した。



『それで、頭に来て、
【私の事は見てくれないの??考えてくれないの??私はいつも涼を見てる、考えてるっ!】
って言ったんだっ。そしたら
【ごめんっ。俺、サッカー馬鹿だから気のきいた事言えないけど、真帆は俺にとって親友なんだっ!】
って一生懸命言葉選びながら答えてくれた。
それが嬉しかった///
だって、その時だけは私の事を考えてくれたわけだしっ。』




って可愛い笑顔を私に向ける真帆を私は抱きしめたっ。



涼はちゃんと真帆を家まで送った後、
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