記念日
急いで、家に帰った。


帰るまで涙を必死でこらえて、でもこらえきれずに涙を流した。



家について、部屋にすぐ入ると、散々泣いたはずなのに、まだまだ涙が止まらない。




祐樹、大好きだったよっ!


でも、このまま付き合ってたらお互いしんどくなるっ。



これで良いんだょねっ。


12時を回った頃。
着信音が響いた。
電話・・・晴奈からだっ!



『もしもしっ!』


『うゎ、香すごい鼻声っ。』


『ごめっ、どうしたのっ??』


『あんたが泣いてる事。考太が話しあるらしくて、携帯の番号教えたからそのうちかかってくるからっ♪』

『考太に怒られるのは怖いかもっ;;;』


『まぁ、愚痴なら聞いてあげるって!!じゃあねっ♪♪』


切れた。。。。。



数分後、知らない番号からかかってきた。



考太だなっ。


『もしもしっ。』


『よっ、わかる??』


『晴奈から連絡きたから。』


『そっか。単刀直入に言う。祐樹とやり直す気はあるか??』


『・・・なぃ。』


『そっか。じゃあ話すけど、俺、香の事会う前から知ってたよ。』


『は?!なんでっ?!』

< 42 / 75 >

この作品をシェア

pagetop