記念日
新しい1日。
話してすっきりしたっ♪




私は確かに考太が好きだった。
でも、いつからか恋人として見れなくなってたんだ。
まるで中学生のような恋。キスもしない恋だったんだ。




翌日の朝涼と真帆が帰ったあとすぐに考太に電話をかけた。


すぐにでたっ。




『もしもし、香??』

元気のない声、こんなにしてしまったのは私。
ごめんね。


『考太。話しがあります。今日会えない??』

『別れ話なら聞きたくない。』



『ちゃんと考太に私の気持ちをありのまま話したいのっ。お願いっ!!』





『・・・・・・夜7時に香の家の前で。』





切れた。



あんな声聞いたら、やっぱり自分の気持ちが分からなくなる。


考太がくるまで部屋にこもって気持ちの整理をした。




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