恋愛モラトリアム~夢見る乙女のオフィスラブ~



 電話を切って時計を見ると、

 まだ昼の1時だった。

 大輔のベッドは寝心地がいい。

 もう一眠りしたいとも思うけど、

 今日の夜に眠れないと困るから起きていよう。

 私はとりあえず携帯を取り出して、

 読みかけていたケータイ小説を完読することにした。



「ただいまー」

 という声と共に、大輔のご帰宅。

 想定していたよりもずっと早い時間だった。

「おかえり。早かったね」

「ああ。課長に事情を話して、今日は早く上がらせてもらった」

 そっか。

 課長にも心配かけちゃったな。

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