恋愛モラトリアム~夢見る乙女のオフィスラブ~

「ゆっくり休めたか?」

「おかげさまで」

 私がモリモリとポーズを決めると、

 大輔は安心したように微笑んだ。

「今日一日、何やってたの?」

「ケータイ小説読んでた」

「ああ、お得意の」

「どういう意味よ」

「ゆめの妄想癖の根源だろ」

「バカにしないでよ。あそこには女の子の夢がたーっくさん詰まってるんだから」

 あんたにはわかんないよ。

 この胸キュンが。

「で、どんな話だったわけ?」

「えーっと、主人公は会社の普通のOLなの。それで……」

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