恋愛モラトリアム~夢見る乙女のオフィスラブ~
「笑うなよ。それで、お前はどうなんだよ」
私は笑いを抑えられないまま。
「いや、うん。私もぶっちゃけ好き」
「あー、そう。そっか、よかったよかった」
「うん、よかった」
何これ。
これって、一応両想いってことで、
よかったねで終わるところじゃないでしょう?
前の告白の時は、もっとちゃんと好きって言ってくれたのに。
大輔はちょっと照れた様子で、
イスに座りながらぐるりと一回転した。
「で?」
この突拍子もない話の展開の続きが知りたい。
「じゃあ、さ」
立ち上がった大輔は、私の腕を掴んで正面に立たせる。