恋愛モラトリアム~夢見る乙女のオフィスラブ~

 何されるかわからない。

 私は机に置かれた湿布を手に取る。

「貼るのも自分で出来るから」

「チッ……勝手にしろ」

 大輔はそのまま部屋から出て行った。

 何よ? 逆ギレ?

 自分が悪いんじゃない。

 私は片足でピョコピョコドアまで移動して鍵を閉め、

 一人でストッキングを脱いだ。

 足を見ると、甲の部分がぷっくりと腫れている。

 指で押すと、じぃんと痛む。

 はぁ……最悪。

 本当なら、陣内係長に処置してもらうはずだったのに。


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