恋の歌
“気持ちを抑え込んでたら辛いだけだよ”






「っ‥じゃあ、私たちは付き合ってるの!?」


「おい「付き合ってもないのにキスして、ただ私で遊んでるんでしょ!?」


「話が「先輩と付き合ってなんかないわよ!あんたこそ、彼女がいるのに私に手出してどういうつもり!?自分勝手なのもいい加減にして!!」







私は家に飛び込んだ。







ドアに背を当てズルズルと座り込む。







私は口を手で押さえ、堪えていた涙を流した。








こんなことが言いたかったんじゃない。








どうして素直になれないんだろ。







アイツが好きって言えないんだろ。






「うっ‥。」






私は膝に顔を押し当て泣いた。





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