執事と共に賭け事を。
恵理夜のために選んだドレスは、ナイトドレスにありがちな胸元が大きく開いたデザインではない。
発展途上なその胸はハイネックの豪奢なフリルとビーズ飾りで隠されている。
代わりに背中が気前よく開き、しなやかな腕までを露出させている。
ウェストに吸い付くようなラインを描きながら、腰下は細やかなプリーツによって上品な広がりを見せている。
年不相応な色気をかもし出しながらも、恵理夜の清楚さは損なわれていない。
腰に届くストレートの黒髪は、アップで纏められながらもゆるく右に流されている。
うなじをはっきりと見せながらも髪が流れていく様子にドキリとする。
「ヒガキさん……」
ヒガキの入室に気付いたのだろう。
肩越しに振り返った恵理夜に、ヒガキは思わず息を呑んでいた。
発展途上なその胸はハイネックの豪奢なフリルとビーズ飾りで隠されている。
代わりに背中が気前よく開き、しなやかな腕までを露出させている。
ウェストに吸い付くようなラインを描きながら、腰下は細やかなプリーツによって上品な広がりを見せている。
年不相応な色気をかもし出しながらも、恵理夜の清楚さは損なわれていない。
腰に届くストレートの黒髪は、アップで纏められながらもゆるく右に流されている。
うなじをはっきりと見せながらも髪が流れていく様子にドキリとする。
「ヒガキさん……」
ヒガキの入室に気付いたのだろう。
肩越しに振り返った恵理夜に、ヒガキは思わず息を呑んでいた。