執事と共に賭け事を。
そして、ツバキの番。

ツバキはゆったりと深呼吸をしてダーツを構えた。


――たんっ、たんっ


ツバキは18のダブル、そしてもう一度18のシングルに刺さる。

18のエリアに3マーク。


「キルだね」


春樹の取った陣地は、消滅し、どちらが入れても得点にならないエリアと化してしまった。
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