執事と共に賭け事を。
「さて、そこを化粧室にしようか」
奥まった一室の扉を開く。
大きなソファと、42インチのモニターがあるだけの一室。
足の長い絨毯は靴ごと恵理夜の足を包もうとしているようだった。
そこへ、何着ものドレスが運び込まれた。
「君には、どの色が似合うかな」
そのどれもが、大きく胸元が開いていたり、スリットが深く入っているものだった。
「大人っぽすぎるものばかりじゃ……」
「そんなことは無い。夜は女性が主役だよ」
と、ヒガキは次々にドレスを合わせ始めた。
「緑……は少し違うかな。ピンク、じゃ君には子供っぽすぎるし。紫じゃ、逆に大人っぽ過ぎるよね」
と、とっかえひっかえドレスを変えていく。
奥まった一室の扉を開く。
大きなソファと、42インチのモニターがあるだけの一室。
足の長い絨毯は靴ごと恵理夜の足を包もうとしているようだった。
そこへ、何着ものドレスが運び込まれた。
「君には、どの色が似合うかな」
そのどれもが、大きく胸元が開いていたり、スリットが深く入っているものだった。
「大人っぽすぎるものばかりじゃ……」
「そんなことは無い。夜は女性が主役だよ」
と、ヒガキは次々にドレスを合わせ始めた。
「緑……は少し違うかな。ピンク、じゃ君には子供っぽすぎるし。紫じゃ、逆に大人っぽ過ぎるよね」
と、とっかえひっかえドレスを変えていく。