彼を捕まえろ!〜俺様男はハート泥棒〜
「まさか…あなた貰ってないわよね?」
「は?」
私はそれを聞いて頭を横にブンブンと振る
悲しいけれどそんな事実はまったくない
フラれてるんだから、そんな校章貰える以前だよ
「ま、その雰囲気じゃ嘘でもないわね…」
深雪ちゃんはさっきまでの勢いはどこ吹く風とばかりにため息を付いている
「あなただったら何か知ってるかと思ったけど…」
とんだ検討違いだった
そんな風に言いたいんだろうか?
でも少しして深雪ちゃうは何かを思い付いたみたいにこちらに顔を向ける
「あ、ねえ」
「え?」
私は再び呼ばれて顔をあげた