彼を捕まえろ!〜俺様男はハート泥棒〜
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「ぷっ…はははは!!!」
「んっだよ…これ…」
浬世也が私の用意した服を着て、苦々しい顔でお風呂場から出てくる
「え?何って浬世也の服だよ?」
私はそんな浬世也を見て、涙目になりながら笑いを噛み殺して答える
そう、私が浬世也に持っていったのは正真正銘、浬世也のスエットの上下
「なんかきつい…」
ただ中3の時から置きっぱなしのやつだけどね
私はスエットの上も下も7分丈になっている浬世也に再び爆笑していた
「浬世也、めちゃくちゃ大きくなったねー?中3の時は私とそんなに変わらなかったのに」
「そりゃそーだろ、中学からなら10センチ以上はのびたぞ?」
「そーなの?私はあんまり変わってないや」
浬世也を見るとスエットを脱いで、持っていた学校指定のシンプルなジャージに着替えている
「ちぇっ!つまんなーい!」
「つまんないじゃねーよ…服脱いでるんだから恥ずかしがれよ…ったく…」