彼を捕まえろ!〜俺様男はハート泥棒〜



━━━━━━━……‥

━━━━━……‥‥




「ぷっ…はははは!!!」


「んっだよ…これ…」



浬世也が私の用意した服を着て、苦々しい顔でお風呂場から出てくる



「え?何って浬世也の服だよ?」



私はそんな浬世也を見て、涙目になりながら笑いを噛み殺して答える



そう、私が浬世也に持っていったのは正真正銘、浬世也のスエットの上下



「なんかきつい…」



ただ中3の時から置きっぱなしのやつだけどね



私はスエットの上も下も7分丈になっている浬世也に再び爆笑していた



「浬世也、めちゃくちゃ大きくなったねー?中3の時は私とそんなに変わらなかったのに」


「そりゃそーだろ、中学からなら10センチ以上はのびたぞ?」


「そーなの?私はあんまり変わってないや」



浬世也を見るとスエットを脱いで、持っていた学校指定のシンプルなジャージに着替えている


「ちぇっ!つまんなーい!」


「つまんないじゃねーよ…服脱いでるんだから恥ずかしがれよ…ったく…」




< 203 / 315 >

この作品をシェア

pagetop