+FLOWER+(仮)
「…あ、工藤さんのお知り合いでしたか」
「うん、うん。――ハアァ…」
もういろんな意味で疲れるよ…
今日一日でいろんな事ありすぎない?!
あの事件が起こった5月10日…
今日は5月24日
早いね
でもいろんなことがあった。
んで今日は告白されたばっかの竜輝が―…
ていうかなんで竜輝がいるんですか!
そんなに驚くほどの家ですか!
窓を開けたつもりはなかったけど
家を調べる時に開けたんだろうな…
冷たい風が私たちに降りかかった。
「舞依!ボディガードなんだよな?!」
「え!俺は刑事だぞ?」
「は、え!!舞依なんかしたのかよ!」
そっか。
竜輝は知らないもんね
予想してもらいたいけどキーワードが無いもんね
そっか。
竜輝は犯人扱いしてるんじゃないよね
心配なんだよね
「じゃぁ、中津さん部屋の外に行ってほしいな」
「あ、…分かった。」
「…て、え!二人きり?!今?!」
それはこっちの台詞だって
だいたい告白…とかの後で家に来るのでアウトだよ―
「襲わないでよ?」
「んなっ!しねーよ!」
―—―沈黙
ここは私から話を切り出した方がいいかな
聞きたいことで溢れてますんで。
「竜輝!あのさ、なんで」
「日記―—……関係ある?」
―—?!!
日記?!竜輝がなんか知ってるの?!