+FLOWER+(仮)



「……」



バン!!!!


ついしてしまった行動だった。

私は中津さんに竜輝の話が聞かれるのが怖くて、中津さんを突き倒してしまった。



正確に言えば押しただけになってるけど…



「舞依……?」


「…!いった、工藤さん?!」

「あの、っと、ごめんなさい!」


私はすぐに謝罪!
当たり前なんだけど悔しかった。


だって、自分を疑ってるんだよ?



日記に悪いことが書いてるはずなんてないのに恐れてる


これじゃぁ私が殺しましたって言ってるようなもんだ。





「舞依?聞け。日記には紙が挿んであっただけなんだ」




紙……?


―———遺書??!




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