極悪彼氏
保育園には言わなきゃとは思ってたんだけどなかなか言えずにいた。
まだ1ヶ月。
コタローの発言で世間が騒いでいたから…。
今はコタローも時代物の映画の撮影中で忙しいし。
引っ越してから帰って来てないし。
まずそんな話ししてないし…。
「じゃあ想ちゃんの言ったことは本当だったんですね?」
「そうなんです。名字とか変更した方がいいですよね?」
「今日はいないんですが後日園長先生と話していただけますか?って、本当にあの琥太郎と一緒に住んでるんですよね…?」
「一応今は…」
「うわぁぁぁ~、間接的に琥太郎の空気…」
先生、壊れちゃった。
でも…現実的な話ししようよ、コタ…。
「ママ、帰る。先生、さようなら」
「また明日ね、想ちゃん」
いつもより元気がない…。
こんな時、コタローが気の利いたこと言ってくれたらいいんだけどな…。
「ただいま~」
「ん~…」
「コタ!?」
「ただいま…」
いつ帰ってきたんですか…。
まだ1ヶ月。
コタローの発言で世間が騒いでいたから…。
今はコタローも時代物の映画の撮影中で忙しいし。
引っ越してから帰って来てないし。
まずそんな話ししてないし…。
「じゃあ想ちゃんの言ったことは本当だったんですね?」
「そうなんです。名字とか変更した方がいいですよね?」
「今日はいないんですが後日園長先生と話していただけますか?って、本当にあの琥太郎と一緒に住んでるんですよね…?」
「一応今は…」
「うわぁぁぁ~、間接的に琥太郎の空気…」
先生、壊れちゃった。
でも…現実的な話ししようよ、コタ…。
「ママ、帰る。先生、さようなら」
「また明日ね、想ちゃん」
いつもより元気がない…。
こんな時、コタローが気の利いたこと言ってくれたらいいんだけどな…。
「ただいま~」
「ん~…」
「コタ!?」
「ただいま…」
いつ帰ってきたんですか…。