七転び…八起き?
ドゴォォーーー
「ブッ!」
豪華な扉が思いっきり吹っ飛ぶ
「…日向さん、何か今声聞こえなかった…?」
「気のせいだ。で、USBどこだよ?」
「オイ日向、ドアと一緒に人みたいなん
ぶっ飛んだ気すんねんけど…。」
「気のせいだ。とりあえずUSBどこだよ?」
…日向さぁぁぁぁん!!!
お願い!まるで漫画のように扉に押しつぶされてるオッサンにかまってあげてぇぇ!!
そんな私と拓人さんの心の声なんて知らず、日向さんはズカズカと足を進める
「…アイツ、本気で人間か…?」
「いや、俺は悪魔だと思ってる。」
拓人さんと顔を見合わせて
何故か私達は溜め息が出た
「何やねんお前ら!」