七転び…八起き?










「ん?」


バスから降りて、キャリーを手にした私は、1度立ち止まる



「どうしたんだい?」



「あ、いや何でもないよ!」


心配そうに声をかけてくれた運転手さんに、私は笑った



…何か…



「みんなが、笑ってくれた気がしたんだ…。」



晴天の空を見上げながら



私は、空港へと足を進めたーーー





end










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