【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑
休日の朝は電車の中の景色もいつもと違い、スーツ姿のサラリーマンに混ざって
子供連れの家族の姿が目に入る。
目の前の席では5歳位の男の子が外の景色を指さしながら無邪気に笑っている。
その姿を微笑ましそうに眺める大人の姿。
他人の・・・見覚えのない家族のそんな何でもない日常の光景にまでも感情が高ぶり、傷口をえぐったばかりの心には耐え難く翡翠は目をそらした。
小さな子供を見るとどうしても思い出す。
自分が失った尊い命の事を。
それでも近頃では琥珀の影響で穏やかな日々を送れていた。
自分を傷つけて閉ざしてた日々と違い琥珀を信じる事、愛することが出来たとき
少しだけ自分を大切にしようと思った。
空は真っ青に晴れ渡っているのに翡翠の心は晴れる事はなかった。
そんな琥珀との別れがこのドアを開けたら訪れるのだ。
翡翠は玄関のドアを開けられずにいた。
帰る途中道端で携帯の電源をONにすると不在着信は30件近かった。
「一晩で30件ってストーカー並み・・・」
携帯画面を眺めながら独り言が漏れる。
子供連れの家族の姿が目に入る。
目の前の席では5歳位の男の子が外の景色を指さしながら無邪気に笑っている。
その姿を微笑ましそうに眺める大人の姿。
他人の・・・見覚えのない家族のそんな何でもない日常の光景にまでも感情が高ぶり、傷口をえぐったばかりの心には耐え難く翡翠は目をそらした。
小さな子供を見るとどうしても思い出す。
自分が失った尊い命の事を。
それでも近頃では琥珀の影響で穏やかな日々を送れていた。
自分を傷つけて閉ざしてた日々と違い琥珀を信じる事、愛することが出来たとき
少しだけ自分を大切にしようと思った。
空は真っ青に晴れ渡っているのに翡翠の心は晴れる事はなかった。
そんな琥珀との別れがこのドアを開けたら訪れるのだ。
翡翠は玄関のドアを開けられずにいた。
帰る途中道端で携帯の電源をONにすると不在着信は30件近かった。
「一晩で30件ってストーカー並み・・・」
携帯画面を眺めながら独り言が漏れる。