【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑

翡翠は織江の3歩後ろを歩いていた。
織江もまた琥珀の仕事ぶりなど訪ねてくる様子もなかった。

 「宝城さん二人でお話しできるところに」

そういうと翡翠の前を歩き出したのだ。

翡翠はただその後ろをついていくしかなかった。
気まずい空気が流れる。

 「屋上でいいかしら?」

エレベーターに乗り込むと織江は最上階のボタンに手を伸ばした。
急上昇するエレベーターの中で翡翠の不安度も増していく。

目の前の女性は琥珀の婚約者なのだ。
そんな女性と何を話すというのだろうか?

エレベーターは最上階に到着する。
扉が静かに開く。

そこには屋上に続く扉があるのみだった。



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