【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑
「それは違うと思う。私はアイツの人生を左右するほどの存在ではないわ。」
男と琥珀の間で交わされたビジネス。それのターゲットが自分だっただけ。
翡翠は自分に言い聞かせていた。
「琥珀さんが想われている相手が宝城さんじゃないとおっしゃるんですか?」
「それを私に聞かれても・・・ アイツにしかわからないわ。私も知りたいくらいよ」
翡翠は織江から視線を空へと移すと溢れ落ちそうな涙をまた我慢した。