【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑
 
 「みんな、ビックリしてたよ。 主任って案外大胆なんだね」

 「わたしがそんな事言うわけないでしょう!!」

 「嘘だと思うなら昨日のメンバーに確認すれば。 出来るもんならだけど…」

 「何よ!! 確認くらいするわよ。」

翡翠はバックから携帯を取り出すと昨日一緒だった社員のアドレスを呼び出す。


 「よした方がいいと思うよ。 だって昨日のメンバー全員俺が、主任の事お持ち帰りしたこと知ってるわけだし… 恥ずかしいのは主任だよ。」

翡翠は通話ボタンをプッシュすれば真実が全てわかるというのに戸惑っていた。
琥珀の言葉を全て信じたからではないにしろ自信たっぷりの琥珀の態度と、今かけようとしている相手も琥珀を狙っていたに違いないという思いで、何も聞くことも出来ず携帯をバックに戻した。




 ムカつく!! ムカつく!! ムカつく!!

年下のクセに・・・

チャラ男のくせに・・・ 


 「俺は久美ちゃんでも主任でもヤレタラそれでよかったんだけどね。 まー結果主任で正解だったみたいだけど。」

 「ふざけないで!!! 」

 「俺達… 息ぴったりだったし。」
 
 「///// 」

そんなはずない・・・
そんなはずは・・・でも否定する自信もなくて。


かすかに残る身体のほてりが目の前で悪魔のように笑う琥珀の言葉を否定できずにいた。

琥珀は冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出すと喉に流し込む。


ミネラルウォーターを口に運ぶ度に、男を象徴するのど仏がはっきりと浮かび上がる。

 「主任も飲む??」

飲みかけのミネラルウォーターを差し出され、翡翠は女子社員が話していた「キスしたい唇・・・」を思いだしていた。












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