【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑
琥珀の存在が翡翠を狂わしていく。
思考回路はショートして使い物にならない。
それでもかすかに残る理性がブレーキをかける。
「主任がどんなに否定しても主任の身体は俺を求めるよ」
自信満々の言葉に「俺もそうだから・・・」と付け加えて。
否定的な翡翠など気にせず、長くがっちりとした腕で翡翠を抱き寄せる。
力強さも後先考えない行動力も若いから出来る事。
自分にはその行動力も後先考えずに行動する勇気もない事を思い知らされる瞬間。
自分にとっての利用価値でしか相手を見ることのできない翡翠にとって琥珀は地位も名誉も与えてくれるわけもなく、部長と比べても自分への利用価値を見いだせずにいた。
でも1つ利用価値があるとすれば琥珀が言うとおりかもしれない。
頭の中で色んなことを考えてみても、琥珀の腕の中で翡翠の身体は正直に反応していた。
さっきまであんなに激しく求め合った後なのに翡翠の身体は甘い疼きを感じていた。
「私に本当にあなたが必要か証明してみて」
琥珀の胸板にキスをして琥珀を誘う。
うっすらと汗ばむ肌に舌先を這わすと上目づかいで琥珀を見つめる。
立場逆転。
琥珀が言うとおり翡翠の身体は琥珀を求めていた。
すぐにでも触ってほしくて・・・
さっきみたいに激しく・・・