【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑
「んっな・・・何すんだよ。」
「ぁんたも同じなのよ。男なんてみんな一緒!! 愛しているだのそばにいるだの言っておいて簡単に浮気はするし簡単に捨てるんだから!!」
「何言ってんだ?」
「あんたなんか特にそうじゃない?? やり逃げは当たり前みたいな顔をして女をなんだと思ってるのよ。」
「はぁ? 何で今説教なんかしてくれてるわけ? じゃぁ女のあんたは何なんだ。 上司と不倫して女を武器に仕事して・・・ 何かあったら男が悪いみたいに言いやがって、女って生き物は男を悪者にして泣けばどうにかなると思ってやがる そのくせ身体を武器に男を惑わす。 女の方が俺に言わせれば最低だと思うけど」
「そうよ。あんたの言う通りよ。1人で生きていこうと思ったら女を武器にしても地位や名誉がほしかったのよ。 愛や恋なんて不確かなものよりよっぽろ魅力的だった・・・それなのに・・・これ以上続けたら私・・・」
翡翠はあふれ出す感情を言葉を飲み込むことが出来なかった。
目の前の琥珀が部長との関係を知っているからなのか、琥珀に痛いところを突かれたからなのか・・・
ただ翡翠は体の内側から溢れだすものを全て吐き出していた。
そして琥珀の前で泣き崩れていた。
「愛してほしかった。愛したかった。」