【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑
重たい気分を抱いたまま、満員電車に揺られる。
部長との別れは決意したものの、それでも部長の顔を見たら決意が揺るぐのではないかという不安もあった。
男の凛とした態度にはそれほどの魅力があった。
翡翠の心境を察してか、男はエレベーターの前で待っていた。
エレベーターのボタンを押し翡翠に乗り込むようにうながす。
数人が乗り込んだ空間で男の意図を確認するすべはなかった。