Love♡LDK
(side満奈)

夢かと思った。

「俺、満奈が好きだ」

それとも幻?

きっとあたし、幸せな夢見てるんだ。

そう思ったけど。

隼斗くんの真っ直ぐな視線と赤い頬。

そして、自分の鼓動が激しく波打ってるのに気づいて、これは現実なんだと実感した。

「あたしも、隼斗くんが好きだよ」

隼斗くんの頬に、小さなキスをした。

だっていつも、隼斗くんからだからね。

仕返しだいっ。

・・・幸せって、こんな気持ちの事を言うんだね。

温かくて、思わず笑顔になる。

「俺の、彼女になってくれますか?」
「-----はいっ」

これから、辛い事や悲しい事がたくさんあるかもしれない。

でも、隣に隼斗くんがいるからきっと、乗り越えられるよ。

好きだよ、隼斗くん。




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