愛のない世界なんてない
「おばさん誰?」
そんな老けてみえるか?
「雛のお友達」
「ふーん」
空君は雛に似て目が大きい。
きっと良い子になりそう。
「ずっと何してたの?」
「何も………」
答えるのも同じ。
「そっか、まったくママ酷いね」
「ひどくないよ」
瞳は私を見た。
それに冷たい表情で反応した私。
「そっか」
「空ー!!帰って来たよ」
意外と早く帰って来た雛。
「空?って華芽さんも!?帰って来たんですか!?お帰りなさいですっ」
「あ、あぁうん」
「いやぁもう疲れましたぁ、ショッピング………」
「たくさん買ったわね」
袋は四袋あった。
「はぁ…………………空見ててありがとうございます!!」
「ううん。全然平気」
雛は笑った。
「空めっちゃ人見知り激しいんですよ~可愛いですよね?」
雛は空をももに載せた。
「ね、可愛いでしょ?」
雛は嬉しそうに微笑む。
「うんまぁまぁ」
よく見れば似てないけど似てるといっちゃ似てる。
「もう空可愛いねぇ♪」
空君の頭を撫でる。
「親バカだなぁ」