愛のない世界なんてない
「もう、何よ」
私はツーンとする。
「ふー」
私の耳にふーっと息を吹き掛ける圭。
「……………っ!」
私はビクッと肩を揺らす。
「ちょっ………と!それ古い!」
それを見て笑う圭。
「可愛い~(笑)」
「うっさい!」
私は怒鳴った。
「つうかさ、華ちゃんは体験したこと、ある?」
「た、体験って?」
「分かるでしょー?あーんなこと、こーんなこと」
圭が肘をついて頬をピンクに染めている。
そんな可愛い姿に心を擽られる。
「あーんなこと、こーんなこと?」
「えっちぃ事だよ」
いきなりそんな事を聞いてくる圭に私はびっくりする。
「……っないよ!」
私は頬を赤くした。
「あー、あるんでしょ?」
圭にからかわれる。
「ないっつってんでしょぉ!」
私はさっきの圭の行動のように耳にふーをした。
「なっ!何すんのさぁ!華ちゃんのえっちー////」
「はぁぁぁぁ!?てめぇは激エロだっつーの!ハゲ!女たらし!」
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