王子様の下僕





それから俺はいつの間にか寝ていた

「はっはっは愉快、愉快」

デカイ声で目が覚めた

誰だ?と不思議に思って声をかけてみた

「何が愉快なんだ」

まだ眠い俺はいつもより不機嫌

「えっと…
友達からきたメールがおもしろくて」

ブタ子か…
あぁそういえば夕食を食べていなかったな

「そうか、飯ができたなら
起こしてくれればよかったのに」

コイツなんかソワソワしてて様子がおかしい

「あまりにも気持ちよさそうに寝てたから…」

目をそらしながら言った
ブタ子をみて確信した





< 72 / 174 >

この作品をシェア

pagetop