王子様の下僕





俺の寝顔を覗いて
ニヤニヤしてたんだな

いい度胸だ、受けてたとう

「そうだ、ブタ子もここに住め」

「はぁ…?いきなり何ですか?」

「何度も家とここを行ったり
来たりしなくて良いだろう」

「なぜそうなるんですか??」

「嘘をつくやつが悪い、
しらばっくれても無駄だぞ」

いい機会だから何でもお見通しと言うことを
直接伝えといてやった

「でも…ママが許してくれ"プルルルル"

"また口答えするきか、懲りないヤツ"

ブタ子が話しているのを無視して
俺は人事部の神谷へ電話をした

咄嗟に思いついたことを伝えるために





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