王子様の下僕





あぁ、ブタ子が入れた理由はコイツか

なんとなく理解した顔の俺をみて神川は

「洗濯だけは私がしようと思いまして
もう失礼したします」

「そうか…」

一言だけ話すとすぐに家から出ていった

「…あの」

「なんだ?」

「今日パパとママの
出発の日だから…「送ってきていいぞ」

ううん…みんなで朝ごはん食べない?」

ブタ子に言われて少し驚いたが
しばらくして俺は軽く頷いた

「えっ…いいの?」

そう言いながらブタ子が
パッと明るい笑顔を俺に向けてきた

そこで初めてまじまじと
ブタ子の顔をみた気がする





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