愛して。Ⅱ ~不良俺様ボーイズ×絶世美少女~【完】
「兄ちゃんのことが大好きだよ」
「僕たち、家族だもんねー」
玄関の写真を見たとき、ユウとナオはもうここで新しい家族の形を作ってるんだと思った。
でも、違った。
二人はきっとそこで、こんな不甲斐ない兄貴を、俺を待っていてくれたんだ。
俺もそろそろ、おとなになるべきなのだろうか。
現実を、受け入れるべきなのだろうか。
俺は、受け入れられるのか……?
「そろそろ夕ご飯できたんじゃない? 下行こ」
ユウの言葉にそうだな、と相槌を打って、立ち上がる。
三人で一階にあるリビングへ向かった。
リビングへ続く扉を開いて中に入る。
左手には対面キッチンと、それにくっつくようにダイニングテーブルが置かれ、右手にはテレビと6人掛けぐらいの大きさのソファー、ローテーブルが置かれている。
美樹のためのおもちゃや子ども用の椅子などが増えた以外は去年と変わらない。
キッチンの方を向けば、そこに立っていた由美さんと目が合った。