浮気性彼氏と心配性彼女【完】
私はその後、普通に授業を受けた。放課後になって帰ろうとしたが担任に止められた。
「橋本~提出物まだ出てないぞ?」
「あ…まだ終わってないんですけど…」
「じゃあ、放課後居残ってやっておけ~今日までだから!」
担任は若くて優しくて人気がある先生で、私も気にいってる…がこう言う居残りがあるため少し嫌だ…
まぁ、提出物は…期限前までに終わらせなかった私が悪いけどね…
少し膨れながら、校庭に響く運動部の声が聞こえる中、私1人居残って課題をやっていた。
そこそこ勉強できたが、今回の課題は私が入院してた時やっていた奴で…
よくわからない…優希や、俊に助けを求めたが2人とも用事がありかえってしまった。
そう思った時、教室のドアが開いた。
「…鈴木くん?」
そう、そこに立っていたのは息を切らした鈴木くんだった。
「よぉ。なんでいんの?」
そう聞かれたから、居残り~って言った。そしたら笑って言った。
「俺が手伝うよ…」
少し頬を染めながら…私もつららて赤くなった。