翔る。




いや、誰かなんてわかりきっている。


あれが愛姫だ。







抱き合う二人はそのまま続けて熱いキスをする。


見たくない見たくない見たくない




私はそう思っているのに目を離すことができなかった。




『殿の一番にはなれないよ』




さっき言われたばかりだからなのかはわからないが、成実さんの言葉が頭の中に響き渡る。



『これでわかっただろう?』と言わんばかりにずっとずっと繰り返し思い出される。





どうして私ばかりがこんな思いをしなければならないのか。






そしてやっと二人は離れて愛姫の顔を確認することが出来た。



やはり思うことは一つだ。







愛姫は私だ。













< 85 / 85 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

fine×fine 番外編集
蒼璃/著

総文字数/5,416

歴史・時代19ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ただ一つ思うのは 世界は一つではなかったんじゃないかってこと。 いくつもあって、その中から私たちがたった一つを選んだわけで。 今、この生きている瞬間でさえ 世界の何かを選んでいて。 何かなんて、本人にしかわからないことで 価値があるのかなんて本人にすらもわからないことで。 * * * * * * * * * * これは一応rain×rain.cloud×cloud.sun×sunの番外編集です。
sun×sun【完】
蒼璃/著

総文字数/36,597

歴史・時代137ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
いつの日か、 生まれ変わったなら、必ず またあなた達と出会えることを信じて 「生きろ。辛くても、悲しくても、 一人きりになっても、 孤独に押しつぶされそうになっても、 ……泣いてもいいから、生きろ」 あなたが言ったその言葉を糧に、 「今度こそ、みんなで幸せになろう」 その誓いを糧に、 私は今日を生きれるのです ※こちらは【cloud×cloud】の続編になります ぜひともそちらから読んでいただけると、 ありがたいです。 【rain×rain】 ↓ 【cloud×cloud】
rain×rain【完】
蒼璃/著

総文字数/77,461

歴史・時代264ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
生きる意味なんてわからなかった 「なんで私…生きてるのかな」 生きる理由なんてわからなかった 「私…生きててもいいのかな」 怖いものなんて、ない 失うものなんて、ない そんな私にとってあいつらは 「泣きたくなったら泣けばいい 笑いたくなったら笑えばいいんだ」 ーーあいつらは、新撰組は、 「生きる理由や意味ばっか考えてないで ただ心の底から生きたいって思えよ!」 大切な、 無くてはならない存在になっていた ※歴史ものです。 忠実ではない部分もあるかもしれませんが、 ぜひ読んでみてください ジャンル別ランキング・ ファンタジー部門最高3位 読者数300人突破!! ありがとうこざいます 櫻田しおん様 素敵なレビューありがとうございます ぺム様、櫻田しおん様、凪瀬様、紺汰様 恋。様、チョコミルク様、さうら様 百桃様 感想ありがとうございました 只今修正中

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop