人心は、木漏れ日に似る
お待たせ、と詰め所から沖下が出て来る。


「今、須藤先生が冬乃さんを探しているんだけど。

その須藤先生と交代で、私達が探しに行くことにします」


そう告げた沖下は、ほのみと海里に、交互に視線を向けた。


「荘田さんと海里君は、自分の班の人達に、冬乃さんを探しに出かけることを伝えてね。

藍学と東院の先生には、私から伝えておきます。

念のために、懐中電灯があったら持ってきて下さい」


はい、とほのみは待ちきれなさそうに返事をする。

班員達に伝えるために、海里は2階の男子の部屋、ほのみは3階の女子の部屋へ向かった。



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